ココナラで依頼が来ないのは、出品者にとっては大きな悩みですよね。副業や独立でココナラへ出品しても、お客さんが少ないと稼ぎどころか経験も積めません。
この記事では、ココナラで依頼が来ない時の対策として「お気に入り登録してくれた人」にさりげなく営業する方法をご紹介します。
私は2019年11月までにココナラ出品歴2年で89件のご依頼を受け、累積売上は36万となりました。売上の多くは直近の1年間で、大きな割合を占めています。
この方法は「営業は苦手」「ガツガツ感は出したくない」と言った方にも、簡単でしかもお客様のためになるので実践しやすいと思います。
ご依頼が少ない時期でも、この方法で2〜3件の新規の依頼を受けることができています。効果は一定数ありますので、ぜひ挑戦してみてください。
ココナラで依頼が来ない時の対策方法
私がやっているココナラの依頼が少ない時の対策は、「お気に入り登録をしてくれた人」にダイレクトメッセージを送るというシンプルで簡単な方法です。
ココナラでは出品者は出品しているサービスを検索すれば、探すことができます。しかし出品はせず購入だけを目的としているユーザーを探すことができません。
ですが1つだけ、ココナラのサイト内で出品者に営業できる方法があります。
それが「自分のサービスをお気に入り登録してくれた人に、ダイレクトメッセージで営業メッセージを送る」という営業方法です。
そもそも「お気に入り登録」すらない場合の対策
ココナラで、依頼がなくお気に入り登録もない場合にやるべきことは「サービスの見直し」のたった1つです。
ココナラでお気に入り登録すらない時は、以下のような点が購入者のニーズとずれていたり、商品説明などで上手にアピールできていないのかもしれません。
- ニーズがあるサービスを出品しているか?
- 価値に見合った価格が設定されているか?
- キャッチコピーはターゲットの興味を引けるか?
- アイキャッチ画像はきちんと設定しているか?
- 商品説明や購入時の注意点はわかりやすいか?
- 上から目線や失礼な言い回しは使っていないか?
サービスや商品はニーズがある程度ないと、当たり前ですが依頼は少なくなります。
また出品している商品やサービスがとても良いものだとしても、価格が高すぎたり、商品説明で「何が提供してくれるのか?」が伝わらないと出品者は購入の決断ができません。
どんな人でも何が提供されるか、何が自分にとって良いのかわからないで物を買う人はいないですよね。
私も出品サービスが継続して売れる前は、何度もキャッチコピーや商品説明を変えていました。ターゲットの悩みを考えながら少しずつ変えていく、と急に依頼が増えたり「お気に入り登録」や「フォロー」が増えたりします。
これらの見直しを行わないで依頼がない時の対策だけをとっても、効果は最大限に発揮できないので、気をつけてくださいね。
ココナラで依頼が来ない時にお気に入り登録で営業するメリット
ココナラで自分のサービスを「お気に入り登録」もしくは「フォロー」してくれたユーザーに営業するメリットは、自分のサービスに興味を持っている人だけにアプローチできるということです。
ココナラでは出品者が自分のサービスに興味のある購入者に営業できる場面は、とても少ないです。
仕事をお願いしたい人が内容を公開して、そこに集まってくる出品者を選ぶことはできますが、自分が出品しているサービスの宣伝はココナラ以外で行う必要があります。
しかももし自分のサービスに興味を持ってもらえても、ココナラへの登録などのハードルも高く、すでにココナラのユーザー登録をしている人に宣伝するよりハードルも高くなります。
しかし自分のサービスをお気に入り登録してくれたユーザーは、すでにココナラに登録していてさらに自分のサービスに興味を持っている人がほとんど。
なのでお気に入り登録をしてくれた人にアプローチしていくのは、手っ取り早く依頼を増やす1つの方法になります。
さらにお気に入り登録をしてくれたユーザーは、自分のサービスをお気に入り登録やフォローしてくれる人は興味はあるけど、まだ何かの理由で購入をためらっている人です。
そういう人は「依頼をためらう理由」がなくなれば、自分の商品を買ってくれる可能性が高いです。なので出品者から挨拶文として営業メッセージを送って、その人が購入してくれるよう背中を押してあげれば良いのです。
何度かお気に入り登録をしてくださった人に挨拶文を送ってそのまま購入していただいて感じたのは、背中を押してもらうのを待っている購入者も結構多いということ。
営業すると嫌われてしまうかも…と思いがちですが実は、
- ネット上だけでサービスを頼むのが不安
- どんな人なのかわからないから買うのを迷う
という購入者も多いように思います。
その証拠に、挨拶文を送った3件全ての方にサービスを購入していただいた時もありました。
ココナラでお気に入り登録された人に営業する時の注意点
ココナラでお気に入り登録してくれたユーザーは購入には近いとは言え、闇雲に営業しても依頼が増えるわけではありません。
ココナラからお気に入り登録をしてくれた人に営業する時に注意したいことを、私の経験からご紹介します。
営業する相手は見極める
ココナラでお気に入り登録してくれたユーザーにアプローチする時は、まずそのユーザーがどんな人なのかをみておきます。
その理由は出品者が自身の宣伝やリサーチのために、別の出品者をお気に入り登録やフォローをしてくることがあるからです。
私は同業のサービスを出品しているココナラユーザーは、何もしないようにしています。
以前同業の購入者に渡しているPDFファイルを「参考にします!」と言って来た方がいました。もちろん悪意があって購入したのではないと思いますが、万が一同じ商品にを出品されてしまったら、自分のライバルを自分から増やしてしまうことになりますので。
もちろん出品者だけど購入を考えている人もいますので、ー概に全てを無視する必要はないですが、相手のプロフィールを見て決めた方が良いでしょう。
返信がないならそのままにする
ココナラからお気に入り登録をしてくれたユーザーに営業をして返信がなくても、そんなものだと割り切るようにします。
返信がないということは興味がなくなった、別の似たサービスの出品者に依頼したなど、出品者の自分にはどうしようもない理由もあります。
返信がなかったからと言って、無視されたと恨めしく考える必要はないです。1〜2日で音沙汰がなくても、数日して購入やメッセージなどの反応がある人もいます。
私も最初は、「送って無視されたら嫌だな」と考えていました。でも冷静に考えたら、興味のない営業のメールなどはスルーすることも多いので、それと同じだと思っています。
返信がなくても嫌われているわけではない、と割り切って営業メッセージを送りましょう。
返信がないと寂しい、嫌だなと思う人にオススメなのは、挨拶文に「返信は不要です」と書くこと。自分も相手も精神的な負担が軽くてすみます。
お気に入り登録してくれた人への挨拶メールの例文は、後にもご紹介します。
無理な営業はしない
ココナラでお気に入り登録をしてくれたユーザーに営業メッセージを送る時、送った後にやり取りをする場合には無理な営業はしないようにします。
ココナラで稼ぎが欲しい時に依頼が来ないと焦ってしまいますが、返信後に無理やり購入を促したり、返信がないからと何度もメッセージを送るのはNG。
私はたまにココナラで購入を促そうとして、無償相談ので購入者の悩みを聞いてしまうことがあります。
相手の悩みを聞いて、自分のサービスはちょっと違うなという場合は、その点もアドバイスをしています。商品やサービスの購入はされていないので無料ですが、無理やり自分にできないことを引き受けても後で大変になるだけです。
逆に自分のサービスをアレンジして提供できたり、値段が大幅にずれないなど、その人向けにカスタマイズできて相手の悩みや依頼内容に責任を持って応えられるなら、きちんとアピールします。
相手は「こんなこともできるのかな?」と考えてサービスを検索して、比較のために気になるサービスをお気に入り登録しているケースもあるからです。
購入検討をしている人への営業メッセージに、返信が来たということはまだ依頼先を決めていない可能性が高いです。またお気に入り登録したサービスの出品者から連絡が来たら、直接相談もしやすいのも購入に繋がりやすい理由の1つだと思います。
営業メッセージを送る時は、ココナラからの依頼が来ないことに焦る気持ちは抑えて、無理な営業はしないよう気をつけましょう。
ココナラで使える営業メッセージ例文
ココナラで依頼が来ないけどお気に入り登録はしてもらえる、と言った時に購入者の方に送る営業メッセージを紹介します。
サービスに不明点などがありましたらメッセージなどでお答えしておりますので、お気軽におご相談ください^^
カスタマイズや見積もりも承っておりますので、「誰に相談したら良いかわからない」などのお悩みにも可能な限り対応させて頂いております。
私の出品しているサービスはワードプレスなどの制作などについてですが、ワードプレス以外でもWebの知識さえあれば応用して承れます。
ただ何に困っているのか?が具体的にわからないと、対応できない時もあるため、購入者が「○○について困っているんです」と返信が送りやすいような文面にしています。
最後にメッセージが無視されるとやはり寂しいので、返信不要と書いて返信が来なくても落ち込まないような1文を書いています。
ココナラで依頼が来ない時は「お気に入り登録したユーザー」にアプローチする
ココナラで出品しているのに依頼が来ない、少ない時のさりげない営業としてお気に入り登録してくれたユーザーにメッセージを送る対策方法をご紹介しました。
お気に入り登録してくる購入者さんは、自分のサービスや商品に対して興味を持っている可能性が高いので、依頼に繋がりやすくなります。
サービスや商品を見た時点で購入につながらないのは、依頼するのを躊躇する「何か」があるからです。
逆に購入者が自分の商品やサービスを購入するのをためらう「何か」が解消されれば、依頼するハードルがぐっと下がると考えられます。
お気に入り登録はあるのに中々依頼が来ない、という方はぜひ試してみてくださいね。