ウェブサイトとホームページとブログの「役割」で考えた時の違いとは?

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迷える猫さん
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「ウェブ(Web)サイト」や「ホームページ」「ブログ」って何が違うんですか?

この記事では「ウェブサイト(Webサイト)」「ホームページ」「ブログ」の違いを、それぞれが持つ特性の違いから解説します。

普段このような質問を受けた時は、「ウェブサイトは総称」「ホームページはカタログ」「ブログはチラシやメルマガ」というイメージをお伝えしています。

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ウェブサイトとホームページの違い

現在は、ウェブサイト(Webサイト)とホームページは、大きな違いはないと考えられます。

あえてWebサイトとホームページの違いを言うなら、ウェブサイトという場合はホームページ的な役割、ブログ的な役割、またはその両方を持っているサイトの総称で使われることが多いです。

サイト設計や制作の現場でも、Webサイトとホームページの違いを明確に区別しているケースはそう多くはないと感じます。

明確な意味を持っているとすれば、主に制作会社、Webデザイナーなどの専門家の間で使い分けしている人がいるくらいだと思います。

私はホームページやブログなど、全てをひっくるめたものをWebサイトと呼ぶことが多いです。

ただしクライエントによってWebサイト制作が初めて、不慣れなどの場合は「ホームページ」と呼ぶ人も多いので、打ち合わせの時に相手が意味するホームページのイメージをしっかりヒヤリングする必要もあります。

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ホームページとブログの違い

ホームページとブログの違いは、ページの追加頻度で区別できると考えられます。

ワードプレスなど一部のCMSというツールで考えると、ホームページやブログの違いは曖昧になっています。

ホームページの内容は頻繁に追加・修正しない場合が多い

私はホームページとブログの違いを説明する時、ホームページは「カタログのようなもの」とお話しています。

具体的にはホームページの特性は、企業や製品カタログなどと同じです。カタログの情報は半年に1回もしくは1年に1回など、頻繁に内容を変更しませんよね。

頻繁に変わらない内容を載せるだけのウェブサイトであればホームページである、と定義できると思います。

  • 会社概要
  • プロフィール
  • サービス情報
  • アクセスや問い合わせ先
  • プライバシーポリシー
  • 特定商品取引法

このように固定の情報を載せるのであればホームページの特性が強いと言えます。

ブログは「時間」「カテゴリ」に記事が積み上がる

ブログは「時間」と「カテゴリ」の概念が強く、ホームページのように固定の情報を載せるよりも更新の頻度が高い情報を載せる場合はブログの性質が強くなります。

ホームページがカタログだとしたら、ブログはメルマガやチラシに性質が似ていると私は感じています。

ブログは元は「日記」の意味合いが強いので、書く内容もホームページより頻繁に、またタイムリーに伝えたい内容が主になります。

  • お知らせ
  • 予約の空き状況

ワードプレスを使う場合には、一概には当てはまらないこともあります。

厳密にいえばホームページの各ページは1つ1つ独立した状態になっていて、TOPページや各ページにリンクで繋げて全体を作っていきます。

逆にブログは、投稿時期や設定したカテゴリで時系列に一覧にして見ることができます。

時間などで変わらないことはホームページ、常に情報が更新されるような内容はブログと言う役割の違いがあります。

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ウェブサイトは総称、ブログは時間の概念が強い

ウェブサイト(Webサイト)はホームページやブログをひっくるめた総称、ホームページは更新頻度が低い内容が多い、ブログは日記のようにカテゴリや時間でページが積み重なるイメージです。

ただしワードプレスは世界の半分以上で使われるようになり、ホームページやブログの境目はとても曖昧になっていると感じます。

ただホームページやブログはその性質から、使い分けをしていくことができます。

ホームページはカタログに載っている内容のように頻繁に変わらないこと、ブログはメルマガやチラシのように時間やこまめにお知らせしたいことを載せる性質が強くなります。

このように役割の違いを知っておくことで、ホームページやブログを作る時にもどこに何を載せたらいいか?を区別して考えることができます。

ホームページやブログの役割を区別することで、ウェブサイトを作る時にもホームページだけで良いのか、ブログが必要なのか、と言った運営形態を考えるヒントに使えますよね。

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