
アフィンガー5ってよく有料テーマではおすすめしている人が多いけど、イマイチな点はないってことですか?もしあるなら正直に教えて欲しいです!
この記事では私自身1年間アフィンガー5を使ってブログを運営したので、使っていてイマイチだなぁと感じた点を紹介します。
WordPress(ワードプレス)の有料テーマで有名なアフィンガー5(Wing)は、1万以上するテーマなので「買ったけど使いこなせない」、「イメージと違う」は避けたいですよね。
可能な限り率直に正直にイマイチな点を考えてみましたので、購入を迷っている方は参考にしていただけると嬉しいです。
アフィンガー5のデメリット・イマイチな点3つ
私が使ってみた上で感じた、アフィンガー5のデメリットやイマイチな点がこちら。
- デフォルトデザインが男性っぽい雰囲気
- 設定できる項目が多すぎて迷う
- 管理画面の説明や公式サイトのマニュアルがわかりにくい
人によってはデメリットではない、と言われることもあるかもしれませんが、私は他のテーマと比べるとこれらの点は使いにくいと感じるポイントだと思いました。
もちろん慣れてしまえばなんのその、なこともありますが最初に使う時によくわからないと時間もかかる上、肝心のコンテンツを1記事もかけない…なんてことにもなりかねません。
アフィンガー5のイマイチだなと思った点を具体的に紹介します。
デフォルトデザインが男性っぽい雰囲気
アフィンガー5はデフォルトのデザインを設定を使うと、ややカチっとした男性っぽい雰囲気のサイトなのが特徴です。
運営する人やジャンルによっては男性っぽい方が良いサイトにはぴったりですが、私のように女性が運営して女性が好みそうなジャンルを書いている場合は男性っぽすぎるかな、と感じました。
もちろんカスタマイズできる項目が多いのがアフィンガー5の特徴なので、カスタマイズをすればイメージにあったサイトを作るのは可能です。
アフィンガー5にはデザインがあらかじめ完成したデータも無料で配布されています。そう言ったプラスαを使うのを前提にするなら、デフォルトのデザインは気にしなくても良いと思います。
ただデザインを反映させるのにプラグインが必要だったり、どこを設定したら何が変わるのかを1つ1つ確認したり…と慣れるまでは結構時間がかかります。
私自身3サイトくらい設定→反映を繰り返してやっと自分の好みのデザインを作ることに成功したので、理想とするデザインを作るには労力が必要と覚悟はしておいた方が良いです。
設定できる項目が多すぎて迷う
アフィンガー5のデメリットは自分で設定してデザインや表示非表示を変えられる項目が多い、むしろ多すぎて迷うこと。
設定できるデザインの項目の多さはアフィンガー5のメリットの記事にも書いているので、メリットデメリット表裏一体ですね。
アフィンガー5は設定項目が多いだけに「こういうデザインにしたい!」がはっきりしていないと、デザインを設定するだけでとてつもない時間が必要です。
またアフィンガー5はデザインを設定する箇所が2箇所あります。
- アフィンガー管理という独自の画面
- ワードプレスのカスタマイザー
設定したい箇所がどこにあるか覚えていないうちは、「アレどこで設定したっけ…?」と設定する場所を延々と探さなくてはいけないのもデメリットだと思います。
説明書きや公式サイトのマニュアルがわかりにくい
アフィンガー5の管理画面にある説明書きや公式サイトのマニュアルは、割りとワードプレスに親しんでいる私が読んでもよくわからないことが多いもデメリットの1つです。
割りとワードプレスを知っていてITが専門の私からみても、とても初心者に優しいと言えるほど感覚的に使える説明書きではないなと感じます。

「デフォルト」表示の一部メニュー…一部ってどこ?!と最初迷いに迷った説明書き。慣れればわかりますが…
一度操作してみて動作を確認できれば、いずれは使えるようになると思いますが、マニュアルも説明書きも「詳しい人」がわかって作った感じは否めません。
逆にわかりやすいサイトを見つけたり、自分でいじりながらアフィンガー5の使い方を覚えたい人は公式マニュアルや説明書きの分かり難さは関係ないかもしれません。
アフィンガー5は使うメリットも多いので、ここまで挙げたデメリットが気にならない人は満足できる可能性が高いと思います!
アフィンガー5を使って私が感じたメリットは別の記事にて。
人によってはアフィンガー5のデメリットに感じる点3つ
アフィンガー5で人によってデメリット・イマイチと感じる点も3つ紹介します。
- 一部の機能で独自配布のプラグインを入れる必要がある
- テーマの自動更新は設定が別途必要
- Gutenberg(グーテンベルグ)で使えない装飾がある
特に私は複数サイトをアフィンガー5で運営しているため、複数サイトを作るとこれらの設定などでサイト分の時間がかかってきます。
また投稿画面をGutenberg(グーテンベルグ)で使っている人は、使える機能が限られてくるので最初戸惑うかもしれませんね。
一部の機能で独自配布のプラグインを入れる必要がある
アフィンガー5ではいくつかの機能は作成者から独自配布されているプラグイン、もしくは推奨プラグインを適用しないと使えません。
具体的に独自配布のプラグインが必要な機能は、こちら。
- アフィンガー5のクレジットの削除
- ショートコードや定形文の管理
- Gutenberg(グーテンベルグ)への対応
そして適用が推奨されている一般のプラグインがこちら。
- 目次:Table of Contents Plus
- 問い合わせフォーム:Contact Form 7
ただプラグインを入れればいいだけなので、サイトを1つだけ作成する場合は特に問題はないです。
先に説明しているデザインの設定と合わせて、複数サイトにアフィンガー5を入れる場合は、同じ労力をサイト分しなければいけませんので注意が必要ですね。

正直同時に3つサイトを設定した時は「またこれやるのか…」と、本気でアフィンガーを嫌いになりそうでした(笑)
テーマの自動更新はパスワード設定が必要
アフィンガー5はテーマの自動更新がデフォルトでついていないため、管理画面で定期的に変更されるパスワードを設定しておかないとリアルタイムの更新ができません。
しかも定期的に変更されるため、定期的に購入ユーザー限定ページでパスワードを確認しておく必要があります。
テーマの更新はさほど頻繁に起こるものではないので手間はさほどではないかもしれませんが、だからこそ忘れてしまいがちな設定。
設定しておかないとダッシュボードの「更新」画面に表示されないので、いつまでも機能が古いままなんてことも。
しかも複数サイトを運営していると、都度更新パスワード入れるページを開いて、パスワード確認して…と結構面倒さがあります。
こちらも運営サイトが1つだけならあまり気にしなくて良いのかもしれません。
>>WordPressテーマ 「WING(AFFINGER5)」
新エディタのGutenberg(グーテンベルグ)で使えない装飾がある
アフィンガー5はワードプレスの新エディタのGutenberg(グーテンベルグ)で使うためには専用プラグインが必要な上、プラグインを使っても一部の文章の装飾を投稿画面で選択するだけでは反映させられません。

グーテンベルグで入れられるアフィンガー5の機能
Gutenberg(グーテンベルグ)で使えない機能は「クラシック」というブロックを選択して使うか、クラシックエディターで使うしかありません。

グーテンベルグのクラシックブロック
将来的にはアフィンガー5でデフォルトでGutenberg(グーテンベルグ)に対応していくかもしれませんが、現段階では機能が限られています(※2020年3月26日現在)。
現在は致命的なデメリットではないですが、すでにGutenberg(グーテンベルグ)のみでワードプレスを書いている人は、少し戸惑いがあるかもしれません。
アフィンガー5のデメリットまとめ
アフィンガー5を使ってみて1年間で感じたデメリットは、設定や機能の多さからくる分かり難さが1番でしょう。
アフィンガー5単体で使える機能はとても多いですが、その多さ故に管理画面も複雑な上、フォローされるはずの管理画面の説明書きや公式マニュアルが上級者向けなのが原因だと感じます。
ワードプレスの他のテーマに慣れていて機能が足りてない、明確にアフィンガー5を使って作りたいサイトのデザインが決まっているなどの場合はここで挙げたデメリットは気にならないかもしれません。
ただワードプレスを初めて使う人、パソコンなどにあまり詳しくない人は使い慣れたり、デザインを完成させるまで時間が必要だと思います。
私がワードプレスの相談で見てきたケースでは、ワードプレス初心者の方はデザインを凝り始めると記事を書くまでに至らない、1年たっても1記事も書けないケースが多い傾向があります。

なのでアフィンガー5はある程度他のテーマで運営してきて物足りない、デザイン上変えたい部分がある人の方がそのメリットを感じれると思います!
